ノンスタ井上 「日本って世界の中でまれに見る優しい国なのに、何でレベルの低いことするのかな」

「スーパーポジティブナルシスト」を自称するNON STYLE井上裕介さん。

そのポジティブな考え方を知ってもらおうと執筆した「マイナスからの恋愛革命」(ヨシモトブックス)など
「ポジティヴシリーズ」の本と日めくりは累計20万部を突破し、悩み多き若い世代の支持を得ている。

今回、井上さんは、SNSソーシャル・ネットワーキング・サービス)をテーマにした本「SNSをポジティヴに楽しむための30の習慣」
ヨシモトブックス)を出版した。1日4公演に出演中の東京・新宿「ルミネtheよしもと」で出番の間に話をうかがった。

――この本を出したいと思った理由をまず聞かせてください。

井上 今はSNS自体が生活の一部になっているわけで、だからこそ、SNSで苦しんだり、つらい思いをしたり、
嫌な気持ちになったりという人が一般の方でもいっぱい増えてますよね。
でも本来、SNSって、ただただ楽しい場所のはずだったでしょ。もう一度改めて確認しましょうよ、と伝えたかった。

――ツイッターで炎上すると、それが報道されて、さらに拡散されることがありますよね?

井上 炎上という言葉が、数年前までは芸能人やテレビに出ている人しか適用されなかったものが、
今は企業にも行くでしょ。企業が何か書いたら炎上だとか、一般の人も炎上とか。
その炎上を生んでるのは、今のSNSを使っているユーザーじゃないですか。

そんなわざわざ、人の揚げ足取りじゃないですけど、これ別にええやん、というものに対して、
みんなが目くじら立ててわあわあってなるのは、オレはなんかさみしいです。

日本って世界の中でまれに見る優しい国なのに、なんでこの日本人同士でそんなレベルの低いことするのかな、というのが嫌だったんです。
それも、この本を出したいなと思った理由の一つです。


井上 1日って24時間じゃないですか。厳密にいえばそこから睡眠を抜いて、SNSいじくってる時間が12時間超える人生は、オレ、もったいないと思うんです。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190609-00000015-mai-soci