【奈良】邪馬台国の有力候補地「纒向遺跡」の桃の種、かじられた跡なし 「桃が供え物として使われたことを裏付ける重要な成果だ」★4

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邪馬台国の有力な候補地とされる桜井市纒向遺跡で見つかった大量の桃の種に、動物にかじられた跡がまったくないことがわかりました。

専門家は、祭祀(さいし)で供えられたあと、すぐに穴に埋められたためだとみていて、桃が供え物として使われたことを裏付ける重要な成果だとしています。

桜井市纒向遺跡は、3世紀から4世紀にかけての大規模な集落跡で、女王、卑弥呼が治めた邪馬台国の有力な候補地のひとつです。

9年前には卑弥呼の宮殿との説もある3世紀前半の大型建物跡のそばに掘られた穴の跡から、2700個以上の桃の種が見つかりました。

桃は古代の中国で神聖な果物とされ、種の一部に果肉が残っていたことや祭祀用の土器なども出土したことから、祭祀で供えられた桃ではないかと注目されていました。

その桃の種を桜井市教育委員会がさらに調べたところ、すべての桃の種に動物にかじられた跡がまったくないことがわかりました。

遺跡などで見つかる桃の種の多くは、ネズミなどの動物にかじられ穴が開いているということで、古代の祭祀に詳しい同志社大学の辰巳和弘元教授は、「祭祀で供えられたあと、すぐに穴に埋められたため、動物にかじられなかったのだろう。桃が供え物として使われたことを裏付ける重要な成果だ」と話しています。

06月05日 18時46分
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★1:2019/06/06(木) 19:49:22.21
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