【都政】高齢ドライバーの事故防止装置、都が費用の9割補助へ

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190611/k10011948471000.html

高齢のドライバーによる相次ぐ交通事故を防ぐ対策を検討している東京都は、アクセルとブレーキの
踏み間違いによる急発進を防ぐ装置など、事故防止に効果的な装置を新たに取り付ける高齢者に対し、
その費用の9割程度を補助する方針を固めました。

東京都は、ことし4月に池袋で起きた交通事故など、各地で高齢のドライバーによる交通事故が
相次いでいることを受けて、小池知事がみずから高齢のドライバーの事故防止につながる装置の効果を
確かめるなどして、対策の検討を進めています。

都は、これまでの検討を踏まえ、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急発進を防ぐ装置など
事故防止に効果的な装置を新たに車に取り付ける高齢者を対象に、その費用の9割程度を補助する方針を固めました。

対象となるのは補助制度の開始から1年程度の予定で、都は高齢者の自己負担額を3000円から
9000円程度と見込んでいるということです。

都は今後、対象年齢や補助の具体的な仕組み、開始の時期などの詳細を詰めることにしています。

高齢のドライバーによる交通事故の防止対策をめぐり、都は都庁内にプロジェクトチームも立ち上げ、
今回の補助制度以外の対策も検討しています。


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190611/K10011948471_1906111307_1906111318_01_02.jpg