【テレビ】爆問・太田“中高年のひきこもり”で持論「貴重な体験と本人が思えるかどうか」

6/9(日) 11:36配信
 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(54)が9日、TBS「サンデー・ジャポン」(日曜前9・54)に生出演。カリタス学園の児童らが殺傷された神奈川県川崎市の事件や、元農林水産事務次官が長男を殺害したことで浮かび上がった“中高年のひきこもり”について持論を語った。

 この日は、タレント・戦慄かなの(20)が「妹も一時的ではあったんですけど、ひきこもりの時期があった」と告白。その上で「性格も内向的になっていくんですけど、でも『ひきこもり=犯罪者予備軍』というのは間違っていると思っている。『ひきこもりによる犯罪』みたいな取り上げられかたをしていて、それは本質じゃない」と、“ひきこもり”という言葉が与えるネガティブな見解に異論を唱えた。

 そんな中、MCの太田が「俺なんかも若いころ3年間くらい誰ともしゃべれない状態があった」とし、「これネタになる。この経験って、人前に出られるようになったら話せるなって」と述懐。「そういうことが思えればいいんだけど、(中高年のひきこもりは)俺なんかから見たら、すごい貴重な体験で重要な過ごし方。ちょっと見方を変えればそうなるんだけど、本人がそう思えるかどうか。周りが『お前の経験、貴重だぞ』って、そういうことを言えれば(いいのだけど)」と、私見を披露した。

 最後は「(親子が)殺すか殺されるかってことになっちゃうと…。相談所にようなところにいってほしい」と話すと、相方の田中裕二(54)も「相談所に行く勇気というのも一つのポイント」と付け加えた。

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