【野球】ヤクルト16連敗のウラに……自分に厳しく人にも厳しい“鬼軍曹”宮本ヘッドの評判

6月2日のDeNA戦で勝利し、悪夢の連敗を16でストップさせたヤクルト。
その渦中、球団側は小川淳司監督の続投を明言していたにもかかわらず、一部では次期監督候補の名前が報じられていた。

「そこで、いの一番に挙がる名前の評判が実は芳しくないんです」(スポーツ紙デスク)

宮本慎也ヘッドコーチ(48)のことだ。侍ジャパンキャプテンシーを評価され、史上最年長(当時)で2000本安打を達成。古巣に戻ってきた際には、球団関係者の誰もが次期監督と見做していたが……。

真中満前監督時代は弛んでいたと見ており、猛練習を課し始めた。練習しないと勝てないというのは正論ですが、選手たちは『うちは軍隊ですよ』とぼやいている。
ヤクルトは選手の自主性に任せ、伸び伸びやらせるチーム文化ですから。神宮球場で試合がある時、若手は早出の練習をするのですが、“鬼軍曹”が姿を現すと、これ見よがしに『よし、行くぞ!』と声が挙がるんです(笑)」(ベテラン記者)

5月30日、14連敗した後の全体ミーティングで、小川監督は「責任は監督である俺にある」と語ったが、宮本ヘッドは技術的なアドバイスをするのみだったという。

「『やるのは僕らなんで』と選手たちは話していて、監督の言葉は響いていた。だけど『ヘッドは何て?』と聞くと『宮本さんは、技術的なことを言ってました……』と淡々と答えていたので、温度差を感じました」(担当記者)

ミスしてもフォローがなく、いいプレーをしても褒めない
連敗中、「手を尽くしてるんだけど結果が出ないんだよ」と話していた宮本ヘッドが、「ピッチャーまで教えてるんです」とチーム関係者から呆れられていたという話も。

「今季苦しんでいるエースの小川泰弘に指導したそうです。野手出身のコーチが投手を指導するなんて、阪神金本知憲前監督と似てますね。良かれと思ってのことでしょうが、押し付けがましいと呆れられています」(前出・デスク)

自分に厳しく人にも厳しい姿勢は、若手選手たちに疎まれているという。

「ミスしてもフォローがなく、いいプレーをしても褒めないので、今の選手には受け入れられない。次期監督として球団側の評価は高くないようです」(前出・ベテラン記者)

燕が再び高く舞うには、鬼が仏になるか、選手がタフになる必要がありそうだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190608-00012242-bunshun-spo
6/8(土) 6:00配信