【音楽】まらしぃ、満員の幕張メッセでアジアツアー締めくくる「最後の1秒まで全力で」

2019年6月10日 21:41

まらしぃが6月8日に千葉・幕張メッセ国際展示場7~8ホールでアジアツアー「marasy piano live asia tour 2019」の最終公演を行った。

香港、広州、上海、北京、深センの5都市を回るツアーの締めくくりとして行われた本公演のチケットはソールドアウト。満員となった会場が暗転すると、スクリーンには「2008年8月13日」の文字が表示され、まらしぃが初めてニコニコ動画に演奏動画を投稿した場面の再現映像が映し出される。そして「令和元年6月8日」、ステージに現れたまらしぃは彼の活動の原点である「ネイティブフェイス」でライブを開始。レーザーが宙を舞う中、力強く鍵盤を叩き、美しいピアノの音色を会場いっぱいに響かせた。

MCでファンと和やかにコミュニケーションを取ったまらしぃは、観客の手拍子に乗せて「残酷な天使のテーゼ」から「ようこそジャパリパークへ」に至るアニソンメドレーを披露。さらに「メルト」「マトリョシカ」といった楽曲を織り交ぜたボカロメドレーを軽快に演奏し、自身のルーツをたっぷりと聴かせていく。ライブ中盤にはゲストとしてkors kが登場。サブステージに移動したまらしぃとkors kが、ユニット・maras kとしてコラボパフォーマンスを開始すると、観客は立ち上がって体を揺らしたり、kors kの合図で手を振ったりしながら体全体でライブを楽しんだ。

kors k退場後、まらしぃは演奏に合わせてスクリーンに演出が現れるピアノプロジェクションを使用して「Messier」「Mille」を披露。ツアーのテーマソング「風来」では、ピアノプロジェクションと連動した横スクロールアクションゲーム風の映像が観客を楽しませた。ライブ終盤、まらしぃはピアノの生音のみでオリジナル曲「Iris」を聴かせると、
続けて「映画コラショの海底わくわく大冒険!」の主題歌「ひかりのやくそく」を優しく演奏。「アマツキツネ」「千本桜」で徐々に演奏のテンションを高めていき、最後は敬愛するビートまりおの「ナイト・オブ・ナイツ」からアニソンやボカロ曲、米津玄師の「Lemon」といったバラエティ豊かな楽曲につなげ、場内の盛り上がりを最高潮へと導いていった。

     ===== 後略 =====
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