【社会】“暴走する”50代以上の中高年ストーカーが急増

2019年6月10日 6時0分
https://news.livedoor.com/article/detail/16594128/

近年、中高年のストーカーが増えている。警察庁の「ストーカー事案の概況」などによると、ストーカー事案で検挙された加害者のうち、2009年度の50~70代は総計1277人。それが最新の統計に当たる2018年度、50~70代の加害者数は総計4831人と、約10年前に比べ4倍近くに跳ね上がっていることが分かる。

 ストーカー事案自体も増加しており、昨年1年間に全国の警察に寄せられたストーカー被害の相談が2万1556件だったことを報道各社が今年3月に報じている。警察庁の同まとめによると、6年連続で2万件を超え、2000年にストーカー規制法が成立して以来、過去最高を記録したという。

 今年に入ってからも中高年による悪質なストーカー事件が続々と起こっている。

 5月27日、74歳の男が午前7時40分~同8時ごろの間、岐阜県揖斐郡在住の20代知人女性の自宅に押し掛け、腰を振るなどして性的な行為を要求。29日午後0時すぎ、再び女性宅に押し掛けるなどストーカー行為をした疑いで30日に逮捕された。

 また、5月24日には高松家庭裁判所の50歳の事務官の男が起訴された。男は、昨年6月から今年4月にかけて40代の知人女性の自宅周辺を何度も車でうろついたり、家を見張ったりした罪に問われている。男は、警察から警告を受けた後もストーカー行為を繰り返していたとして、5月8日に逮捕されていた。

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