【レッドチーム監視】米特殊偵察機「コブラボール」、嘉手納基地に追加配備「嘉手納基地のコブラボールは2機になった」[6/10]

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貿易戦争中の中国をけん制する狙いか

 米空軍の特殊偵察機RC135S(コブラボール)が在日米軍基地に追加配備されたことが9日までに分かった。ある韓国軍関係者によると、今月7日にコブラボール1機が米戦略司令部のあるネブラスカ州オファット空軍基地から日本の嘉手納空軍基地に移動し配備される動きが捕捉されたという。

 嘉手納基地に従来から配備されていたコブラボールが何機かは公表されていないが、民間の航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」は今回の配備で「嘉手納基地のコブラボールは2機になった」と明らかにした。

 高性能レーダーや光学測定機器などを持つコブラボールは弾道ミサイル発射の兆候を捕捉し、ミサイルの軌跡なども追跡できる。この偵察機は米本土の基地所属だが、上記の韓国軍関係者によると、過去にも中国との対立が激化したときや、北朝鮮がミサイル発射の動きを示すたびに嘉手納基地に飛来し、監視活動を行っていたという。

 そのため韓国軍などでは今回のコブラボール派遣について「最近激しさを増している米中貿易戦争の延長線上にある」との見方が出ている。上記の韓国軍関係者は「要するに米中関係の悪化が反映されているのだろう」とコメントした。

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2019/06/10/2019061080015.html
朝鮮日報朝鮮日報日本語版 2019/06/10 09:35