【株式前場値動き】前場の日経平均は続伸、主力輸出株に買い戻し 2万1000円回復【6/10 株価】

立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
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夜半のニューヨークからいい循環が回ってきているようです。アジア市場も揃って好調、東証もほぼ全面高で前場を終えています。アメリカがメキシコに関税を掛けるのを見送ったことで安堵感が広がった様子。

[東京 10日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比226円67銭高の2万1111円38銭となり、続伸した。取引時間中の2万1000円台回復は5月29日以来。5月米雇用統計発表後の米株高を好感したほか、米国の対メキシコ関税発動が見送られたことで、リスク回避姿勢が後退し主力輸出株に買い戻しが先行した。朝方に上げ幅は260円を超えたが、その後は戻り待ちの売りも出て高値圏で一進一退となった。

TOPIXは1.03%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8347億円と薄商いだった。東証33業種では、繊維、石油・石炭、電気機器、化学などが値上がり率上位。下落は銀行の1業種のみだった。日立製作所(6501.T)、第一三共(4568.T)などが個別で年初来高値を更新している。市場では「いったん底入れ感が出たことで、中長期資金が優良株の一角に見直し買いを入れている。米中摩擦は残るものの、目先は売られ過ぎの修正で2万1500円どころまで戻り余地がありそうだ」(KHアセットアドバイザー・チーフストラテジストの中島肇氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がりが1652銘柄に対し、値下がりが382銘柄、変わらずが105銘柄だった。

2019年6月10日 / 11:56
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-mid-10-idJPKCN1TB079