【MLB】大谷、代打で四球選び決勝ホームイン エンゼルス逆転勝ち、トラウト千金同点弾

エンゼルス 5 - 3 ドジャース
<現地時間6月10日 エンゼル・スタジアム>

 エンゼルス大谷翔平選手が現地時間10日(日本時間11日)、本拠地で行われたインター・リーグ(交流戦)のドジャース戦に途中出場。
8回に代打で四球を選び、決勝点となる生還を果たした。

 大谷は7試合ぶりにベンチスタート。ドジャースの先発投手は、ここまでメジャー1位の防御率1.35、同最多タイの9勝(1敗)を挙げている
韓国人左腕の柳賢振(リュ・ヒョンジン)だった。

 エンゼルスは柳賢振に苦戦。中盤のチャンスもモノにできず、6回まで1点に封じられた。それでも2点を追う7回、2番・トラウトが、
ドジャースの3番手右腕・フローロから、起死回生となる18号2ランを放った。

 同点の8回、4番・指名打者のスミスの打席で、大谷が代打で登場。制球が定まらない相手右腕・ケリーからストレートの四球を選び、その後、
けん制悪送球、暴投で一気に三塁へ進んだ。

 エンゼルスはその後、一死満塁とし、8番・トバーの打球はボテボテの三ゴロ。これが三塁手・マンシーの悪送球を誘い、大谷が決勝ホームへ
滑り込んだ。微妙なタイミングにドジャースベンチはチャレンジを要求したが、VTR検証の結果、判定通りセーフ。大谷は2試合ぶりとなる出塁と
得点を記録した。エンゼルスはさらに、ケリーの暴投で追加点。この回はノーヒットで2点を奪った。

 ドジャースは救援陣が乱れ逆転負け。敬遠含む3四球に2暴投を記録したケリーが3敗目(1勝)を喫した。柳賢振は6回1失点と好投するも
白星ならず。両リーグ最速での10勝到達はお預けとなった。

BASEBALL KING

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190611-00191596-baseballk-base