【事件簿】大分県警、80歳超ドライバーに池袋暴走事故遺族のメッセージ入り「まごころ宅急便」。自主返納制度などの資料を郵送

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190611-00000020-mai-soci

若い女性と3歳の命が絶たれた現実を感じてほしい――。今年4月、東京・池袋で高齢者の乗用車に
妻子を奪われた男性が、大分県警の高齢者ドライバー向け「まごころ宅配便」にメッセージを添えている。
県警交通企画課は10日からこの宅配便の郵送を始めた。

県警は2017年度から「まごころ宅配便」として、半年後の免許更新時点で80歳を超えている運転者を対象に、
自主返納制度や交通安全のマニュアルなどの資料を郵送している。10日以後は、池袋の暴走事故の遺族が
高齢者に宛てたメッセージも同封するようにした。

遺族の男性はメッセージで「それぞれのご家庭で事情があることは承知している」としつつ
「必死に生きてきた若い女性と、たった3年しか生きられなかった命があったんだということを現実的に感じてほしい。
少しでも運転に不安がある人は車を運転しないという選択肢を考えてほしい」と訴えている。


高齢者ドライバーに宛てた「まごころ宅配便」
https://lpt.c.yimg.jp/amd/20190611-00000020-mai-000-view.jpg