【報ステ】総理「公的年金の信頼性はより強固に」

参議院では10日、決算委員会が開かれた。安倍総理や全閣僚が出席しての論戦は2カ月ぶりとなる。「老後は2000万円の貯蓄が必要だ」との試算を示した金融庁の報告書をめぐり、野党から「年金制度は100年安心ではなかったのか」と追及を受けた安倍総理は「誤解や不安を与える不適切な表現だった」と述べた。そのうえで、アベノミクスの進展によって、今年度の年金の受取額が4年ぶりのプラス改定となったことを強調し、「積立金は6年間で44兆円の運用益が出た。これを踏まえれば公的年金の信頼性は、より強固なものとなった」と語った。年金制度をめぐっては、将来の年金額が少子化で先細りする可能性が指摘されている。野党は、今年に行われる5年に1度の財政検証が公表されていないことについて「5年前は6月3日に公表された。早く出さないと国会で審議できない。まさか参議院選挙後に出すということはないか」と追及。安倍総理は「政治的に出すか出さないかということではなく、現在、根本厚生労働大臣の監督のもとに、しっかりと作業が進められている」と答弁した。

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テレ朝news
2019/06/10 23:30
https://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000156743.html