【卒FIT】九電、家庭用太陽光FIT終了後、買い取り価格は7円←安い!? 西部ガスなど電力小売り事業者は、九電より高く設定!?

家庭用太陽光FIT終了後の九電、買い取り価格は7円
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190606-00000012-san-l40
2019/6/7(金) 7:55配信
YAHOO!JAPAN NEWS,産経新聞

 九州電力は6日、家庭用の太陽光発電について、固定価格買い取り制度(FIT)の契約期間が終えた後の新たな買い取り価格を、1キロワット時当たり7円にすると発表した。

 FITによる買い取り期間は10年間。九州には今年2月現在で、出力10キロワット未満の家庭用太陽光発電が約37万件(合計出力170万キロワット)ある。
 このうち約10万件(合計出力42万キロワット)が本年度中に契約が終了する。

 制度が始まった平成21年の買い取り価格は、48円だった。FITが太陽光など再生可能エネルギーの普及を目的としており、国が高く設定していた。

 九電は今回、中長期的な電力構成や、日本卸電力取引所(JEPX)での価格動向などを踏まえて、7円に設定した。

 契約期間が終了した家庭は、九電への売電継続のほか、他の電力事業者への変更もできる。
 西部ガスをはじめ、新たに電力小売りに参加した事業者は、電源確保の観点から、買い取り価格を九電より高く設定すると想定される。