【滋賀】大津市民病院で救急医が一斉退職へ 診療体制の維持に危機

市民病院で救急医が一斉退職へ 診療体制の維持に危機

 大津市地方独立行政法人・市立大津市民病院で、救急医療に携わる医師の大半が一斉に退職することが、滋賀県幹部らへの取材でわかった。院内の救急以外の医師で対応する一方、近接する複数の病院に応援を打診している。しかし医師不足を解消し、診療体制を維持できるかは不透明な状況だ。
 市民病院は、救急外来「ERおおつ」が24時間態勢で、休まずに救急患者を受け入れている。集中治療室(ICU)に8床あり、屋上のヘリポートではドクターヘリが離着陸できる。

 市消防局によると、昨年1年間に救急搬送した約1万6千人のうち、24・7%にあたる4044人は市民病院が受け入れたという。

【写真】24時間対応の救急外来「ERおおつ」の出入り口
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20190607001977.html?ref=yahoo

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190608-00000050-asahi-soci
6/8(土) 21:04配信 朝日新聞デジタル