【サッカー】<コパ・アメリカ/対戦国チリ・メディアの日本代表評は? >「注目の選手」として、植田直通、伊藤達哉、中島翔哉の名前

キリンチャレンジカップの日本代表対トリニダード・トバゴは6月5日、愛知・豊田スタジアムで行なわれ、0対0のスコアレスドローに終わった。森保ジャパンはこの日、新たに3-4-2-1システムを導入。だが、序盤から何度もチャンスを作ったものの、なかなかゴールを割れなかった

 コパ・アメリカで日本と同じグループCに属し、初戦で対戦する前回王者チリのメディア『pauta』は、この試合の後、「グループステージでチリと対戦する相手の中で、最も弱いだろう」と日本代表をシビアに評した。

「この試合に出場し、アジアカップで決勝に進んだメンバーのうち、ブラジルでの戦いに参加するのは柴崎岳と冨安健洋だけ。選出されたメンバーの平均年齢22.3歳は今大会に参加するチームで最も若い。ロシア・ワールドカップに参加した、ベテランでありレジェンドの岡崎慎司川島永嗣以外はフレッシュな面々で、国際経験が豊かなチームと言えないことは確かだ」

 そして、「注目の選手」として、植田直通セルクル・ブルージュ)、伊藤達哉ハンブルク)、中島翔哉(アル・ドゥハイル)の名前を挙げた。また、2020年東京五輪、2022年カタール・ワールドカップを見据えたキープレーヤーとして、久保建英にも触れている。

「18歳になった久保建英は、バルセロナの下部組織で育った最年少の注目株と言えるだろう。欧州メディアではレアル・マドリーパリ・サンジェルマンへの移籍も取り沙汰され、“日本のメッシ”として広く知られる存在だ。そんな彼もフル代表としての国際舞台は初となる」

 そして久保を上回る「サプライズ選出」としているのが、J2の東京ヴェルディでプレーする渡辺皓太だ。

「唯一2部リーグから選出されたのがコウタ・ワタナベだ。彼はアンダーカテゴリで世代別代表に招集されてきた選手で、今季はリーグ11試合に出場し、1ゴール・1アシストを記録している。

 こうした未知数のメンバーに期待感はあるとはいえ、チームとしての“未熟さ”は否めない。まずチリ代表が打ち破るべき相手である」

 森保ジャパンは、9日にエルサルバドルとの親善試合を終えた後にブラジルに移動。コパ・アメリカのグループステージでは、17日にチリ、20日ウルグアイ、24日にエクアドルと対戦する。

 若手主体の森保ジャパンは、初戦で前回王者を驚かせることができるだろうか

6/8(土) 14:32配信 サッカーダイジェスト
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