【会議】G20会議開催。福岡市で厳重警備始まる

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190608/k10011945671000.html

日本で初めての開催となるG20=主要20か国の財務相中央銀行総裁会議が8日午後、福岡市で始まります。
会場のホテル周辺の道路では検問が行われるなど、厳重な警備が始まっています。

福岡市で開かれる国際会議としては、過去最大規模となるG20の財務相中央銀行総裁会議は、
午後2時から福岡市中央区ヒルトン福岡シーホークで始まります。

各国の財務大臣中央銀行の総裁らが一堂に会することから、警護やテロ警戒のため会場周辺の道路では
検問が行われるなど、厳重な警備が始まっています。警察は最大で4700人の警察官を警備などのために動員していて、
通行している人に身分証の提示を求めたり、会議と関係がない人には、う回してもらうよう伝えたりしていました。

会場の近くに住む76歳の男性は「これほどものものしい雰囲気は初めての経験で戸惑いも感じますが、
世界各国から要人が集まる会議なので、安全に終えてほしいです」と話していました。

8日は会場のすぐそばを走る福岡都市高速道路でも、福岡空港周辺から会場周辺へ向かう内回りが、
午後2時ごろまで一般車両の通行ができません。また警察は、市街地で予告なく交通規制を行うこともあるとしていて、
8日と9日の2日間、市内中心部への車の乗り入れを自粛するよう呼びかけています。このほか、会場のホテルは
博多湾に面しているため、海上保安庁では不審な船がホテルに近づかないよう警戒を強めています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190608/K10011945671_1906081144_1906081147_01_02.jpg
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190608/K10011945671_1906081144_1906081147_01_03.jpg