【松本人志】“闇営業”騒動の報道に不満 「芸人だけ顔さらし“そういう人たち”はモザイク、逆やろ。“そっち”も徹底的に追及して」

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2019年6月9日 10:55

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(55)が9日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。お笑いコンビ「カラテカ」の入江慎也(42)が事務所を通さず直接ギャラを受け取る“闇営業”を詐欺グループとの間で行い、所属タレントを仲介していたとして吉本興業から契約を解消された騒動での、発端となった写真週刊誌の“モザイク報道”に不満をぶちまけた。

松本は「(今回のような)こういう流れではなかったですけど、1回、ご飯を食べていたら、マダムみたいな人が来て手紙を渡されて。後で見たらお金が入ってたんです」とかつて経験したというエピソードに触れ、「(手紙には)返しようもないし、住所も書いてないし。これでその人がそういった系(反社会勢力)の人で何年後に言われたら、どうしたらいいんですか?」と首をひねった。

今回、問題となっている忘年会は2014年12月に都内で開かれたものだとされ、俳優の石原良純(57)は「何で今頃出てくるの?」と不振がると、松本は「それも不思議だし、写真見たけど、“そういう人たち”はモザイクかかってて、芸人さらしてるって逆やろ。『フライデー』さんも“そっち”のルートもコンタクトとれているんでしょ?“そっち”のほうも徹底的に追及してくださいよ」と掲載された写真に不満をもらした。

危機管理の難しさを痛感する今回の問題。「付き合ってた人が途中で反社会勢力になることだってあるかもしれない。その時に判断するのか」と疑問を投げかけていた。

7日発売の写真誌「フライデー」で問題の闇営業について詳報。同日、入江は自身のツイッターで「記事にある忘年会に出席したことは事実」と認めた。その上で「詐欺グループの忘年会であるとは本当に知りませんでした」と主張した。ただ、金銭の授受については触れていない。

吉本興業によると、忘年会には入江が声を掛け、雨上がり決死隊宮迫博之(49)ロンドンブーツ1号2号田村亮(47)らが参加。入江を含め参加者全員が「詐欺グループの忘年会とは知らず、金銭は受け取っていない」と説明。ただ、どんな会合と認識していたかについては5年前のことでもあり各自記憶がバラバラだという。入江は「先輩や後輩をこのような場に誘い、巻き込んでしまったのは私の認識の甘さ」と謝罪している。