【原発】九電、連結経常利益1500億円目指す 長期経営ビジョン公表←CO2削減に原発も 現在年間5900万トンの排出量を3300万トンに減

九電、連結経常利益1500億円目指す 長期経営ビジョン公表
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190607-00000067-mai-bus_all
2019/6/7(金) 19:17配信
YAHOO!JAPAN NEWS,毎日新聞

 九州電力は7日、2030年度の経営指標などを盛り込んだ長期経営ビジョンを発表した。
 連結経常利益を直近3カ年平均の約2倍となる1500億円に引き上げることなどが柱。九電がグループとして長期ビジョンを示すのは初めて。

 九電は経常利益の約7割を国内電力事業が占める。倍増に向け、現在約3割にとどまる新規事業や海外でのエネルギー事業の比率を5割まで高める。

 総販売電力量は、18年度比約1.3倍の1200億キロワット時まで伸ばす方針。
 洋上風力発電などの再生可能エネルギーを今後12年間で出力300万キロワット分開発する。
 海外で事業拡大し持ち分出力を2.5倍の500万キロワットとするほか、業務提携や企業買収を通じて総販売電力量を拡大させる。

 一方、二酸化炭素(CO2)の排出削減については、再生可能エネルギーの拡大に加え原子力発電所の稼働などで、現在年間5900万トンの排出量を3300万トンに減らす。
 【高橋慶浩】