【SNS】ツイッターを使うと成績が下がる!? 優秀な女子ほどバカに… 学者も警鐘「SNSは極めて有害。脳が確実に変化する」[6/9] [無断転載禁止]©bbspink.com

SNS全盛時代を迎えている昨今だが、残念ながらSNS依存、スマホ依存も無視できない社会問題として浮上してきている。そして最新の研究では、ツイッターの頻繁な利用が高校生の学業成績を低下させることが報告されている。SNSで我々は“バカ”になってしまうのだろうか。

 各種SNSの普及と共に、SNSが持つネガティブな側面にも注目が集まっているが、最新の研究ではツイッターの活用によって高校生のテストの点数が下るという結果が示されている。学業にツイッターを使うことで“バカ”になってしまうのである。

 イタリアのサクロク・クオーレ・カトリック大学の研究チームが2019年5月に発表した研究では、ツイッターを利用することで国語の読解力と記憶力を問うテストの成績が悪化することが判明したと報告している。

 研究チームは2016年から2017年ににかけてイタリア国内の高校70校1500人の高校生を調査したのだが、その中でノーベル文学賞作家ルイージピランデッロの小説『生きていたパスカル(The Late Mattia Pascal)』を教材にした国語の授業を分析した。

 授業では、小説を読んだ生徒の半数が、ツイッターを利用して自らの読書感想を投稿し、他の生徒の投稿にコメントをつけたりとSNS上で学習を深めていった。そしてもう半分の生徒は、従来通り教室内で学習を深める授業を行なったのだ。そして最後に両グループ共に、教材となった小説の理解力と記憶力を計測するペーパーテストが課されたのである。

 テストの結果を分析してみると、学習でツイッターを使った生徒たちはペーパーテストの点数が約25%から40%低くなっていた。この得点の差は無視できない大きなギャップになるという。

 興味深いことにツイッターを使った学習で特に成績が下ったのは、女生徒、イタリア生まれの生徒、学業優秀な生徒であったのだ。この調査結果は、ブログ運営やSNSが単に学業不振に繋がるばかりでなく、知的パフォーマンスを低下させるという結論を裏付けるものになった。

「(SNSは)きわめて有害です。頭の中で何が変化しているのかはわかりませんが、行動やパフォーマンスにおいて何かが確実に変化していると言えます」と研究チームのジャン・パオロ・バルベッタ教授は「Washington Post」紙に語っている。

 SNS上で意見交換をすることは実に有意義なものであるというイメージもあるが、その一方で面と向かっての人的交流では起り得ないような種類の“炎上”も発生するのがSNSだ。SNSが知的パフォーマンスが低下した状態での交流だとするなら、確かに“炎上”も起りやすくなるのかもしれない。SNSを利用する人々には気になる話題だろう。

 この研究結果を知らされたツイッターの広報担当者はこの件についてノーコメントである。そもそも同社はユーザーの知能向上を目的とはしていないからだ。しかしながらツイッターの“使命”は、この時の高校生の授業の目的とそれほど変わらず「何ら障害ない状態で、新たなアイディアや情報を即座に発信して共有すること」である。

 SNSが人的交流の中で目指す理念は決して間違っているわけではなさそうだが、どうして知的パフォーマンスが低下してしまうのだろうか。バルベッタ教授はツイッターが学習に及ぼす「悪影響の可能性」についての最終的な結論を引き出すには、さらに多くの研究が必要であると言及している。

 SNSの学習ツールとしての可能性はすぐさま却下されるべきではないということだが、さまざまなテクノロジーの長所を活かした活用法を模索するには、いずれにしてもさらなる研究が必要とされている。

続く

以下ソース
https://tocana.jp/2019/06/post_98635_entry.html

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