【おもてなし】G20開催中の福岡市、名物の豚骨ラーメンが人気!イスラム対応のもてなしも

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190608/k10011946051000.html

福岡市ではG20=主要20か国の財務相中央銀行総裁会議が始まりましたが、会場では8日夜、
各国の政府関係者などに地元の食文化などを楽しんでもらうイベントが開かれ、名物の豚骨ラーメンが
人気を集めていました。

G20の財務相中央銀行総裁会議は、8日、福岡市で開幕しました。20の国と地域の財務大臣中央銀行総裁、
それに、世界銀行などの国際機関の代表らが集まっていて、政府関係者や報道陣も含めると国内外から
1000人以上の関係者が福岡市を訪れています。

会場のホテルで8日夜、そうした関係者らを歓迎する福岡市主催のイベントが開かれました。この中では、
およそ300年の歴史があるとされる地元の伝統芸能、「博多をどり」が披露され、多くの人が食事の手を休め、
静かに見入っていました。

このほか、地元の料理もふるまわれ、名物の豚骨ラーメンに長い行列ができていました。このラーメンは、
イスラム教徒の関係者のために豚を一切使わず、鶏などでだしをとって豚骨味に近づけたもので、
多くの関係者の人気を集めていました。

インドネシア中央銀行の男性職員は、「私はイスラム教徒なので、名物のラーメンに工夫してくれたおもてなしを
とてもうれしく思いました。会議が終わったら、福岡のことをもっと調べてみたいと思います」と話していました。


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