【福島】県内初の国登録記念物 会津飯盛山白虎隊士墳墓域 「遺跡だけでなく会津の武士道精神も後世につなぎたい」

室井市長(右から2人目)からプレートを伝達された芳賀理事長(中央)ら
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 県内初の国登録記念物(遺跡関係)に登録された会津若松市の「会津飯盛山白虎隊士墳墓域」への登録プレートの伝達式は七日、市役所で行われた。

 室井照平市長は「(墳墓域を)守っていただきありがとうございます」と述べ、墳墓域を所有、管理する会津弔霊義会の芳賀公平理事長にプレートを伝達した。芳賀理事長は「遺跡だけでなく会津の武士道精神も後世につなぎたい」と話した。

 寺木誠伸市教育長、会津弔霊義会の高瀬淳副理事長、山内雄一事務局長が同席した。

 墳墓域は、白虎隊士の墓を含む市内一箕町八幡字弁天下甲の一四八四・八九平方メートル。イタリアのローマ市から寄贈された碑など多数の石造物もあり、戊辰戦争から百五十年に当たる昨年、国の文化審議会が「悲劇とその慰霊の歴史を理解する上で意義深い」と評価した。

6/8(土) 10:12配信
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